スタッフ紹介

機械、電子、工学分野の特許権利化(特許出願書類作成および中間処理を含む)に関与あらゆる側面を担当。また、FTOに関する意見書やFTOの提供の経験も有する。

特許事務所の弁理士としては珍しく、クライアントの長期的な出向を経験。この間、社内部門の立ち上げに携わり、実質的に社内弁理士として勤務。例えば、知的財産戦略の策定、発明の把握、知的財産保護プロセス、大規模なFTOプロジェクトの管理など、幅広い経験を積んだ。

この出向経験により、大規模なエンジニアリングR&Dセンターが直面する商業的、法的、技術的な課題に対する稀な洞察力と、ビジネスの原動力に関する独自の理解力を得た。このため、特許事務所の弁理士にはあまり見られない、実社会についての深い理解力が備わっている。

特に新興企業や中小企業との連携に関心を持つ。成長企業の商業的な願望を満たすような知財戦略の開発と実施の経験を有する。知的財産監査、特に政府出資の知的財産監査に精通している。

専門分野

•    消費者向け電子機器および関連製品、特に、制御電子機器、ファームウェア、ハードウェア、性能、ワイヤレス接続を含む
•    ニューラルネットを含む機械学習
•    ブロックチェーンを含むサイバーセキュリティ
•    自動運転などの自動車技術

クライアント

スペクトロメトリー、車両安全システム、自動運転技術革新の分野の英国および欧州の中小企業。最近では、消費財・技術系の多国籍企業が主なクライアント。

経歴

マンチェスター大学で物理学の理学修士号(2008年)、天体物理学の博士号(2013年)を取得。博士号取得までの間、防衛技術企業で科学者として勤務。ミューバン エリスには2013年に入社。2017年に欧州特許弁理士、2021年に英国特許弁理士の資格を取得。クイーン・メアリー大学にて知的財産に関する大学院修了証書を取得。2022年にパートナーに昇格。

博士課程在籍中、スーパーコンピューティング設備を用いて、新しいクラスの天体物理学的な電波源を確認した。この結果はサイエンス誌に掲載され、それ以来500回以上引用されている。

推薦

The Legal 500の2023年版で、"key lawyer "として認識されている。

“Dan has been working as a secondee at Nerudia for the last 2 years and has been integral to us finding inventions and helping us draft, file and prosecute patent applications. He works tremendously hard and well under very tight deadlines. He is a safe pair of hands and will always endeavour to find a workaround to the most difficult scenarios. He understands how to work in a challenging in-house environment and provides the hands-on approach needed. He is at all times professional, attentive and a pleasure to work with.” - Nerudia社相談役